韓国ソウルから帰って来ました!
ソウルでも相変わらず舞台を見ているワタシですが…(笑)、韓国版ミュージカル「RENT」を見てきました。
韓国はチケットを取るのが結構面倒(韓国のサイトだと韓国に住んでる人じゃないと買えないのです)ですが、JCBプラザソウルに電話すると、チケット手配してもらえますよ。(JCBカードもってないとダメだけど…)
韓電アートセンターというところで、都心からはちょっと遠く、普通の住宅が多そうなところでした。こんなところを歩くのも「RENT」なくしてはありえません(笑)。

このお祝いの鉢植えがなかなか韓国っぽいでしょう(^^)?

ポスター。

左側は「今日のミミ役はコ・ミョンソク」と書いてあります。(何度か韓国旅行に行ってるので、文字は読めるのです。意味は知ってる言葉しかわからないけど……(^^;ゞ)

ソウルでは何回か「RENT」は公演されていて、前回は映画「マラソン」、日本で「ジキル&ハイド」をやったチョ・スンウがロジャーを演じて、チケット秒殺だったそうです。今回は、かなり若手のキャストのようです。見た感じ20代前半の人が多そう。
ある種の閉塞感を弾き飛ばそうというようなパワーに溢れて、特に大勢のシーンに迫力がありました。
概ね、マイケル・グライフ版に沿っていて、装置を見るだけで(ニューヨークの劇場を思い出して)ちょっと「うわ~」と思ったりしたのですが。韓国版独自の演出もありました。お父さんとお母さんがアメリカ人というよりいかにも韓国の人だあ~という感じだったり(^^)。
正直言うと、マーク役の人が冒頭満面の笑みで「クリスマスイブから始めよう」と言い始めたときはどうしようかと思ったんですが(汗)、良い人キャラのマークだったみたいです。マークの中にある感情の機微があまり感じられなかったのは残念だけど、Halloweenはうまく気持ちが乗っていたようです。
ロジャーはちょっと幼い雰囲気の方でしたが、気持ちを丁寧に追って演じられていたように思います。
冒頭で、「ボーイッシュでかわいい女の子が出てるな」と思ったら、その人がエンジェルでした(びっくり)。女の子かと思ったよ。エンジェルのキュートさがよく出てて、「Today fo U」も迫力あってなかなか良かったですよ。コリンズも低音の魅力で、エンジェルと良いコンビネーションでした。
韓国語は片言しか分からないのですが、この間の日本版では日本語で歌ってる部分「No day but today」とか「Seasons of love」の数字の部分とかも韓国語で歌っていて、極力全部韓国語に翻訳して歌っているようでした。
振付が微妙だったり、時々あれっと思うところもあったけれど、やっぱりRENT」という作品が持つ切実で前向きなパワーを感じたし、皆が「RENT」を好きでやっているんだなというのもよく分かって、好感が持てました。見てよかったです。
ソウルでは大好きな三清洞でお買い物したり、エステに行ったりもしてきました。楽しいソウル旅行でした。
ちょっと更新のんびりムードでしたが、次回からは本編(笑)ニューヨーク話に移りますね!